ワインの基礎知識

最初に飲むならどんなワイン?

テレビ番組でワイン特集をやっていたり、身近な人からワインの話を聞いたり、とワインの世界に興味を持つきっかけはいろいろです。


あるいは海外旅行のお土産にいただいたワインを開けてみたら、意外にもおいしくてワインにはまってしまった、という人もいると思います。


さて、そんなワインの世界に足を踏み入れたばかりの人が、いざ自分で飲むためのワインを選ぼうとするとき、あまりに種類が多くて何を選んだらよいのか悩んでしまうことでしょう。


まったくワインを口にしたことのない人であれば、飲みやすいドイツワイン、オーストラリア、カリフォルニアのリースリングなどがおすすめです。ほんのり甘く、すっきりとした味わいなので、お酒の弱い人にも飲みやすく、ワイン初心者の人にもぴったりだと思います。


お酒は好きだしワインもたまには飲むけれど、よく分からない・・・という人なら、赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインならシャルドネをまた産地で言えばフランスのブルゴーニュ産とボルドー産のワインを試してみてはいかがでしょう。これらはワインのおいしさというべき特徴がストレートに味わえ、原料となるぶどうの品種の違いもわかりやすいでしょう。


あともうひとつ。ワインを選ぶ際に大切な条件としては、自分の予算内で選ぶということです。ワインの値段はピンキリなので、ある程度の予算を決めて選ぶと言うことも、案外大切なことなのです。


またお店の人に相談するのも手です。「すっきりした飲み口のもの」「ほんのり甘いもの」「かなり甘口のもの」「コクのあるもの」と味の好みを伝えたり、こんな料理に合わせたいという目的を伝えたりして、相談しながら選んでいくとよいでしょう。